y-fukuta2ndのブログ

数十年前に"y-fukuta"のIDと「紙つぶて」というタイトルでやっていました。そして2020年、ちょっとしたことがきっかけではてなブログを再開しました。最近は文章を端的にかつ簡潔に書く練習として使っている側面があります。よろしくお願いいたします。

第一種衛生管理者に合格

8月にタイトルの件の準備を書きました。
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その後、今月7日に受験しました。幸い合格しましたが、ヒヤッとした手応え「あわよくば合格、基本不合格。」というのが試験後の率直な感想でした。

ヒヤッとした理由は単純で、テスト勉強に起因していました = 過去問をひたすら繰り返して解くことを基本としました。いわばパターンマッチの練習でしたので、未経験のものが出題されると手も足も出ませんでした。ただし、このやりかた自体は否定しません、なぜなら、このおかげで合格できたといっても過言ではないからです。

私のテスト勉強の内容は次の通りです。

  1. アマゾンでランキング1位に挙がっている解説本を買って読む。本の「説明書」に書いてあることに従った。
  2. 職場の先輩から「過去問はやるべき。」と助言をいただいたので、過去問を買ってひたすら繰り返して解いた。過去問は各社出しているが、一番収録量が多いものを選ぶ。
  3. ウェブ検索で過去問を探し、手に入る全てをダウンロードして、上記の過去問の冊子と同様に繰り返し練習した。入手できた過去問はPDFになっていたため、それに答えを書いてすべてのファイルを一つに連結してスマホあるいはタブレットに入れて持ち歩いて、隙間時間にそのPDFを眺めた。
  4. 人生初の試みとして、解説本の一つとして、YouTubeで「これは面白い」と思ったコンテンツを使った。独学の中において「人から教えてもらう」ことの大切さに改めて気づかされた。

テスト勉強に充てた時間は、土日各5~8時間でした。8月中旬から開始して9月の連休を挟みテスト前日までの日数ですので、ざっくり10回、計80時間程度でした。グーグルカレンダーの「ゴール」機能を使ってランダムにテスト勉強実施日を割り当てました。

資格試験あるあるだとは思われますが、暗記するべきことは暗記することと理解すべきことはしっかり理解すること、それぞれしっかり区別して対応することが大事であることを改めて痛感しました。私は一部その逆、つまり理解すべきことを暗記でしのいでしまったため、それが原因で回答を誤ったものがあったことをしっかり記憶しています。「門脈」にご注意ください。

改めてこの第一種衛生管理者試験ですが、

  1. 合格率は決して高くは無いと思います。過去問とは違う雰囲気の問題が今回出ましたので、暗記だけでは合格は困難です。過去問と全く同じ文言同じ回答の選択肢も出ましたが、決して過去問に頼り切ることは避けていただき、理解することはしっかり理解することも同様に大切です。
  2. テストの準備期間(時間)は結構多く必要になると思われます。暗記することと理解することをしっかり区別して、腰を据えて勉強すると、私の場合では実績の80時間では全く足りません。おそらく160時間から200時間程度必要だったと思われます(確証はありません)。
  3. 何を使って勉強するかは正直良し悪しはわかりませんが、少なくとも自分の趣味嗜好や雰囲気に合うものを使う方が「テスト勉強」という苦痛を和らげてくれるものと思います。