Thinkpad X1 Yoga Gen8を購入
Windows 10のサポート終了が近づいています
私はPCを2台持っています。以前簡単に紹介した記憶があるのですが、自作PCとノートPCです。
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今回は後者の話です。ノートPCはLenovoのThinkpad T530(2359CTO)で、カスタムモデル(CTO)です。これを2012年11月に買いました。スペックは次の通りです。
構成 | 仕様 | 変更内容 |
---|---|---|
CPU | Core i7-3610QM プロセッサー (2.30GHz, 6MB,1600MHz) | インテル Core i7-3720QM プロセッサー (2.60GHz, 6MB,1600MHz)→理由は下記 |
初期導入OS | Windows 7 Home Premium 64ビット(SP1, 日本語) | Windows 10 64ビット |
ディスプレイ | 15.6型HD+液晶 (1600 x 900 LEDバックライト 光沢なし) | |
グラフィックス | NVIDIA NVS 5400M Optimus グラフィックス (1GB) | |
メモリー | 4GB PC3-12800 DDR3 (1スロット使用) | 16GB(8GBを2枚)に自分で交換 |
キーボード | 日本語キーボード | |
ポインティング・デバイス | ウルトラナビ(TrackPoint + タッチパッド), 指紋センサーなし | |
カメラ | カメラなし、マイクロフォンあり | |
ハード・ディスク・ドライブ | 500GB ハード・ディスク・ドライブ, 5400rpm | SSD 256GBに自分で交換 |
オプティカル・ドライブ | DVDスーパーマルチ・ドライブ | |
カード・スロット | Express カード・スロット/ 4-in-1 カード・リーダー (ベゼル付) | |
バッテリー | 6セル Li-Ion バッテリー | |
電源アダプター | 135W ACアダプター | |
ワイヤレスLAN | アダプター インテル Centrino Ultimate-N 6300 | |
Microsoftソフトウェア | Microsoft Office Personal 2010 - 日本語 | |
総額 | ¥130,536 | ¥130,393 |
実は一回、これが到着後に開封した時点で筐体に傷が多数ありましたので、私は「受け取り出来ない」ということで一度返品しました。その時に「返金対応、または作り直して再納品ただしスペックが変わってしまう」という条件が示されたと記憶しています。私は後者を選び、CPUがスペックアップされた内容で(再)発注しました。そしてそれが到着後、改めて外観を確認したところ、目立たないものの一か所だけ擦り傷がありました。この再発注してから再度届くまで初回発注時から1か月以上経過していましたので、妥協しました。
また、上記の構成はあえてメモリやHDDのスペックを落としていました。当時、RAMが安かったので8GBを追加しました。またHDDもSSDが普及していた時期で比較的安くなっていましたでの、入れ替えました。
出荷時はWindows 7が入っていました。その後、無料でWindows 10に更新できましたのでそれで動かしています。しかし、2025年にそのサポートが完全終了になり、T530はWindows 11が求めるハードウェア条件を満たしていませんので、Windows 11をT530に入れることはできません。そのため、後継機種を何にしようか昨年から考えていました。その間、コロナやヨーロッパの事情などによって半導体をはじめとした電気部品の値段が高騰してしまい、新しいPCを購入するタイミングをずっと見てきたのですが、きりがないと感じ始めました。決断しないといけないと考えるようになり、一方で2025年も近づいています。2024年にアクションしているとおそらく納期が長期化する可能性もありますので、決めるなら2023年の年末までと決め、具体的に選定していました。
次のPCに求める条件
私が要求する新しいPCの条件は次の通りです。具体的にはノートPCです。
- RAMは最低でも16GB、ラインナップに32GB以上があればなお良い。y-fukuta2nd.hatenadiary.jp
- WANを内蔵していること: SIMまたはeSIM。
- 4G(LTE)が最低、5Gがあればなお良い。
- タッチディスプレイで、画面サイズは13~14インチ以内でなるべく小型で持ち運ぶことが苦にならないもの。
- 2in1モデル、またはタブレットライクに使えるもの。
この条件だけを抜き取ると、ドンピシャなものがタブレットになりますが、それとの関係性とタブレットを使ってきた個人的感想は改めてまとめたいと考えています。それはさておき、この条件にあてはまるものはThinkpadしかなく、そのシリーズの中でもXではなくX1しかありませんでした。XはLTEモデルはあるものの5Gがありませんでした。ということで、X1 Yoga Gen8のCTOモデル(21HQCTO1WWJP7)を買いました。
Thinkpad X1 Yoga Gen8を購入
価格的にはXシリーズのほうが安くてよいのですが、上述の通りで条件を満たさないため、高級なほうになりました。予算は30万円を前提としたのですが・・・
構成 | 仕様 | 変更内容 |
---|---|---|
プロセッサー | Core i7-1355U プロセッサー (Eコア 最大 3.70 GHz Pコア 最大 5.00 GHz) | |
初期導入OS | Windows 11 Home 64bit 日本語版 | |
Microsoftソフトウェア | Microsoft Office Home and Business 2021 (個人向け) - 日本語 (プリインストール版) | selected upgrade |
オンボードメモリー | 32 GB LPDDR5-6400MHz (オンボード) | selected upgrade |
1stストレージ | 512 GB SSD M.2 2280 PCIe-NVMe Gen4 Performance TLC OPAL対応 | selected upgrade |
ディスプレイ | 14" WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢なし, マルチタッチパネル, 100%sRGB, 400 nit | selected upgrade |
グラフィックカード | CPU内蔵 (インテル® Iris® Xe グラフィックス) | |
内蔵カメラ | IR&1080p FHDカメラ | selected upgrade |
マイクロフォン | 4 x マイクロホン | |
ペン | Lenovo 内蔵ペン | |
本体カラー | グレー | |
無線LANアダプター | インテル® Wi-Fi 6E AX211 2x2 vPro®対応 & Bluetooth® | |
WWAN | Fibocom FM350-GL 5G SUB6 | selected upgrade |
ワイヤレスアンテナ | WWAN アンテナ | selected upgrade |
SIMカード | なし | |
1st イーサネット | 有線イーサネットなし | |
NFC | なし | |
指紋センサー | 指紋センサー | |
キーボード | バックライト、指紋センサー、WWAN対応 - 英語 | selected upgrade |
ビデオ変換アダプター | なし | |
イーサネットアダプター | なし | |
TPMセッティング | TPMあり (TCG V2.0準拠,ハードウェアチップ搭載) | |
vPro対応 | インテル® vPro®非対応 | |
Athena認定 | Evo Platform認証 | |
BIOS Absolute | BIOS Absolute有効 | |
CO2 Offset Label | なし | |
バッテリー | 4 セル リチウムイオンポリマーバッテリー 57Wh | |
電源アダプター | 45W ACアダプター (2ピン) USB Type-C | |
Computer Vision | なし | |
プライバシーフィルター | なし | |
付属品言語 | 韓国語/日本語/英語 | |
標準保証 | 1 年間 引き取り修理 | 1年間 プレミア サポート+翌日営業日オンサイトを追加(\6,930) |
本体価格 | ¥286,093 | ¥293,023 |
ベースモデルから上記のように変更を加えて仕上げていくのですが、調子に乗っていろいろ変更していくと予算オーバーしてしまいました。予算内に収めるために元に戻していくのですが、なかなか妥協できる内容に仕上がらず、数日悩みました。その結果が上記の構成仕様になりました。総額約30万円ですが、驚いたことは決済前に表示されていた額は32~33万円と記憶していますが、決済後に上記の金額にて処理されていました。おそらく、一定金額以上の総額の場合は決済時にさらに割り引いてくれる何かがあったのでしょう。NFCとか、カメラとか、もう一つ上の仕様にしておくべきだったと後悔していますが、使用上支障のないパーツですから、届いた後には一切気になっていません。むしろ、NFCはスマフォ以外でこれまで使ったことがないので、欲張って追加しなくて正解でした。
キーボードは久しぶりの英語配列にしました。日本語配列でもよかったし、むしろそちらのほうが現在の使用環境と周辺機器の関係からはベターだったと思います。ここ最近の諸事情により英文(プログラミングではありません、言語の英語です)を打ち込むことが多くなりましたので、約15年ぶりに試してみることにしました。その15年ほど前もThinkpadでX201iを発注したときに選びました。なつかしいですね。
11月6日に発注して、11月15日にPUDOに到着しました(実際の受け取りは17日)。予想以上に早く届いたことはラッキーでした。
論より証拠、ということで実際のモノをご紹介
ということで、これまで約10年頑張ってくれたT530とX1 Yoga Gen8とのツーショットと、英語配列キーボードの画像をご紹介します。
商品本体の画像がLenovoのページでもあまり鮮明に載っていません。また、英語配列キーボードについては一層内容が不明だと思われますので、上記画像がお役に立てば幸いです。
今回はT530のような外観の傷はなく、非常にきれいでした。再発注はしていませんw
惜しいことはメモリの増設ができないことです。RAMチップがマザーボードに直付けでスロットもないため、32GB固定です。これで困ることは絶対無いと思っていますが、年々メモリ消費量が増えるOSなので心配じゃないといえばウソになります。