y-fukuta2ndのブログ

数十年前に"y-fukuta"のIDと「紙つぶて」というタイトルでやっていました。そして2020年、ちょっとしたことがきっかけではてなブログを再開しました。最近は文章を端的にかつ簡潔に書く練習として使っている側面があります。よろしくお願いいたします。

メモリを増設したら意外な事実が判明

私は現在2台PCを持っています。

  1. 10年前に自分でパーツを集めて組み立てた自作PCCore i7-2600S, P8H61M-LE, DDR3-1333 8GB, GeForce GTX760 6GB, SSDなど。
  2. ThinkPad T530(2359CTO)。Core i7-3720QM, DDR3-1600 12GB, SSDなど。

自作PCSandy bridgeCore i7-2600Sという省電力タイプを搭載しているのですが、10年たった今でもまだまだしっかり動いてくれていますし、パフォーマンスで不足を感じるところはありません。これにGeForce GTX760のビデオカードを追加して、SimCityは十分動いてくれています。最近知ったのですが、私は「Sandyおじさん」と呼ばれる部類に入るようです。

今日のトピックは2台目のPCであるThinkPad T530です。こちらも購入して約10年ですが、全然まだ現役で動いてくれています。1台目と同じくWindows10を動かしていますが全く不満はありません。1台目もそうですが、不満がない大きな理由はおそらくSSDではないかと思いますが、このノートPCは昨日まで、メモリーを12GB積んでいました。購入した直後に、8GBを自分で追加しました。しかし、SkypeやTeamsを入れてから、タスクマネジャーでメモリ消費量を見ると、約20年前、2000年前半頃を思い出す「常駐ソフトをとにかく殺して、メモリの空き容量を増やす」みたいなことを思い出させるような状況でした。簡単に言うと、これらのソフトを入れてから、メモリ消費量が結構多いことに気づいたのでした。常駐ソフト等をちまちま殺すのは面倒くさいし、今はメモリも安いので、これを機に搭載可能最大量である合計16GBにすることにしました。計画は次の通りです。

  1. まず、現状は次の通りです。
    1. 純正4GB - SK Hynix製
    2. 自分で8GBを追加 - TranscendのDDR3-1600 / JM1600KSH-8Gで、アマゾンで\2,970でした(2012年11月2日購入)。
    3. 合計12GB
  2. 純正4GBを外して、8GBに変更
    1. Panram(CFD販売扱い)のDDR3-1600 / D3N1600PS-8Gで、アマゾンで\3,218でした(昨日購入)。
    2. 合計16GB

実は、事前にこのPanramがあまりよくないという意見が多いことをネット検索で知ってしまったので、保険として、さらに別の8GBメモリも確保しました = SanMaxのSMD-N8G28HTP-16KL-BKで、これはDDR3L-1600という低電圧(1.35V)でも作動するメモリです。私はこの低電圧版を扱うことが初めてで、正直T530で作動するかはわからないまま購入しました。というのは、これを買ったショップでは、DDR3-1600 / DDR3L-1600という区分けをしていた中にこのメモリがあったので、私は「問題なく使える」と勝手に"素人"判断しました。

そして今日、荷物が届き上記計画を実行しました。Transcend 8GB + Panram 8GB = 16GBの結果、メモリ容量16GBで認識しました。「お、問題無いね。」と油断するのはだめですから、Windowsに標準で搭載されているメモリテストを実行しました。すると、結果は「エラー有」となりました。1回の簡易テストではその結果が正しいと判断すべきではないと思いましたので、今度はBIOSに搭載されているメモリテストプログラムを実行しました。結果は同じでした。「Transcendは購入直後にテストをしていないけど今日まで問題なかった。やっぱり、Panram駄目なのかな?妙に安いし、否定的な意見が多いからこいつが原因かな?」とあきらめるのは簡単でしたので、入れ替えテストをしてみました。

入れ替えテストの結果は次の通りでした。

  1. Panram1枚のみでテストしました。なんと、エラー無くパスしました。
  2. Transcend1枚のみでテストしました。すると、これが原因であることが判明してしまいました。約10年使ってきたTranscend 8GBですが、昨日まで、実使用では全く問題はなく、ブルースクリーンなども見たことがなかったため、「えー!」と思わず声が出てしまいました。

この予想外の理由で、予備で確保していた8GBの出番が来ました。Panram 8GB + SanMax 8GB = 16GBで改めてBIOSのメモリテストを実施しましたが、エラー無くパスしました。これで、メモリの組み合わせは確定しました。

PCのねじを締め直したりふたを閉じたりして、原状回復して改めてWindowsを起動し、タスクマネジャーを開きました。合計16GBで認識されています。その様子は次の通りですが、注目すべきはメモリ使用量です。

f:id:y-fukuta2nd:20220304214357j:plain
メモリ増設後合計16GB起動直後のメモリ消費量

これを表示したのはPC起動直後のタイミングです = SkypeもTeamsもバックグランドで起動しています。使用率20%ですが、合計16GBの状況での事ですから、合計容量が少なければ使用率は増えることになります。皆さんはどう感じるでしょうか?私は「結構消費量が多い」と感じます。

Panramのメモリーの評判が悪い点について、確かに相性問題は否定できませんが、メモリスロットへの差し込み方はどうでしょうか?ノートPCの場合、デスクトップPCと違い、斜めから差し込んでラッチを掛ける構造ですから、差し込み方が悪いとエラーが出る可能性もあるような気がします。私は結構角度をつけて、メモリの端子(金色)がほぼ見えなくなるぐらいまでスロットに差し込んでから水平になるまで押さえてラッチを掛けます。そのあと、がたが極端に多くないことを確認するため、軽くメモリを前後に動かしてみます。接触不良がないことも確認したほうが良いのかもしれません。しっかりスロットに噛みこんでいるのにメモリに関するエラーが出るのであれば、相性と考えてもいいのかもしれません。以上が個人的な見解になりますので、ご参考までにお願いいたします。