y-fukuta2ndのブログ

数十年前に"y-fukuta"のIDと「紙つぶて」というタイトルでやっていました。そして2020年、ちょっとしたことがきっかけではてなブログを再開しました。最近は文章を端的にかつ簡潔に書く練習として使っている側面があります。よろしくお願いいたします。

PCを買う際にはメモリの量を最優先にすると幸せになれるかも?

自作歴は一応20年です

 昨日私の自作PCのメモリを増設したことを書きました。エラー等問題無く動いています。ついでなので少し昔話を。私が最初に自分でPCを組んだのは2003年でした。当時の構成は

だったと思います。当時は大学生でお金が無く、とにかくコスト優先で組みました。本当は512MBにしたかったのですが、メモリ自体が256MBでも高かった記憶があります。
 ということで、私は(建前は)メモリ容量にとことんこだわり、その仕様で対応できる最大量を優先します。しかし現実はコストとのバランスで落としどころを決めるしかありません。高望みしたいけどできないので仕方がありません。今の自作PCを組んだ10数年前、規格はDDR3が主流で、上位モデルのチップセットが-1600に対応、それ以外が-1333や-1066に対応でした。そしてメモリ容量は4~8GBが一般的で、金銭的に余裕があれば16GBでした。また、各容量デュアルチャネルで構成することも一般的いやむしろ自作PCだからこそそれを狙う雰囲気もありました。私もその流れに沿って、チップセットでメモリの規格が決まってしまったのでDDR3-1333で、4GBを2枚のデュアルチャネルで8GBでした。私の場合構成上16GBが最大値ですが、やはり当時は16GB(=8GBの2枚構成)は高かった記憶があります。今回それを約3,000円で実現させましたが、少なくとも当時はそんな安く済ませられなかったですし、桁が一つ違っていた可能性すらあります。

最近メモリが交換できないノートPCが多いです

 メモリに関して最近知ったのですが、ノートPCのメモリがマザーボードに直付けされていてデスクトップPCや昔のノートPCのようにメモリを交換増設できないです。私の職場のノートPCもそうで、自己責任かつ自己負担でメモリを増設したくなり調べた結果それが判明しました。そのため、ノートPCを買うときはまずメモリが増設できるかどうかを確認し、増設できない場合はラインナップ上でメモリ容量最大値を持っている構成で購入すべきです。増設できるかどうかを調べるのが面倒くさいなら、ラインナップ上で一番メモリ容量が多いものを選びましょう、なぜなら私はPC構成部品で一番重要なものはメモリだと信じているからです。
 PCの処理性能はCPUによってほぼ決まりますが、快適性はメモリが握っていると個人的に過去の経験から感じています。特に2023年6月時点で入手できるCPUは少なくとも性能上不満が無いはずです。なので、使っていて感じる不満はメモリから来るかまたはストレージから来るかのどちらかしかありません(あくまで可能性)。ストレージはNASやUSB等で簡単にやりくりできますが、メモリはそれができませんので、買うときに覚悟を決めるしかありません。高いからとあきらめたものの本音ではあきらめきれず後で後悔するか、それとも断腸の思いで手を出して幸せを手に入れるか、どちらかしかありません。

将来のことを考えたら、メモリは多いほど幸せになれるはず

 今は必要ないけど将来的に使いたいソフトが出てきたとき、現時点でそれが要求するメモリの量が分からないと思います(当然です)。もしそのソフトの仕様が「PC搭載量 < ソフト要求量」(=PCはメモリ不足)の場合、そのソフトを使えない可能性は高いです。使えたとしてもおそらく使い物にならないぐらい超絶劇遅でしょう。今のPCはスペックが良くなり、昔のように2~3年でスペック不足になることは考えにくく比較的長く使える傾向にあると思われます。実際私は11年前に購入したThinkPad T530(i7-3720QM, DDR3-1600 16GB(8GB*2: 仕様上最大値)に交換, SSD 256GB(まだまだ上を目指せられる)に交換)がWindows 10で現役です。そのため、私は現時点で入手できる最大容量を持ったPCを選ぶことにはメリットがあると考えます(かつ可能であればメモリ交換ができるものが最高です)。
 以上、PCを選ぶ時の一つの視点になれば幸いです。