Officeをオンラインで購入する場合の注意点 = 32ビット版がインストール済みのPCに64ビット版を追加できない(これが仕様)
現在使用しているノートPCは10年前に買いました。まだ現役で使えるスペックで、Windows10が問題なく動けばWindows11がインストールできなくても支障がないため、当面買い替える予定はありません。しかし、プリインストールされているOfficeがPersonal 32ビット版のため、Word/Excel以外が欲しい場合は、現行のOfficeを入れるか、欲しいものだけ単品でインストールするかのどちらかになります。今回、単品でPowerPointをオンラインでインストーラーを購入してインストールしましたが、簡単には終わりませんでした。
ここに、マイクロソフトのOffice単品が購入できるウェブページのスクリーンショットを張り付けました。このように、単品としてもオンラインで購入できます。なお、この画面はサブスクリプションではなく永久ライセンス版の購入ページです。
今回、ここでPowerPointを選択して、購入ページに進み、「今すぐ購入」をクリック後、決済しました。すると、ソフトダウンロードページに進んだため、「64ビット版」を押してインストーラーをダウンロードしました。
ダウンロード自体は問題ありませんでしたが、問題は「PowerPoint64ビット版をインストールできなかった」です。原因は、「既にインストールされているOfficeが32ビット版のため」です。
解決のためには、次のどちらかになります。
- 既存のOfficeをアンインストールする。
- 32ビット版のPowerPointをインストールする。これであれば既存のものと共存できる。
これらはすべてOfficeの仕様とのことです。
もう一つの、こちらの方が重大な問題ですが、上記に関する記載が一切これら2つの画面に見当たらないことです。よく見るとわかる通り、32/64ビット選択に関する注意点がありません。
現状でWord/Excelも問題なく動いているので、欲しいものだけを入れるという選択肢はありがたいですが、もう少し融通が利いてほしいなというのが本音です。というか、古いOfficeを使い続けている危険性のほうが駄目ですね。