Windows 10でEdgeを起動させると、2023/12上旬から「0x000C0DE1」のエラーメッセージが表示されて結局何も表示されない(設定画面も含む)→eset internet securityの設定を変更したら解決
今月(2023年12月)の上旬から、何がきっかけかわからないもののedgeが何も表示しなくなった
私の自作PCはWindows 10が動いています。ブラウザーはedgeとchromeの両方を使っています。しかし、今月に入りきっかけはわからないものの突然edgeが使えなくなりました。具体的には下のスクリーンショットのように、エラー「0x000C0DE1」と表示される以外、設定ページも含めて何も表示されなくなってしまいました。
私はWindows Updateが原因かと思っていましたので、今月第2火曜日を待っていました。しかし、これを解決させるアップデートはありませんでした。それ以前に、エラーコードをgoogleで検索していましたが、今日まで解決につながる情報は見つかりませんでした。
今日もいつものようにエラーコードを検索していたところ、なんと、全く同じ事象に関するやり取りを見つけることができました。
英文スレッドですが、事象、環境が私と同一でした。
具体的なスレッドはこちらです: https://learn.microsoft.com/en-us/answers/questions/1460362/edge-error-0x000c0de1
要約すると
- 事象 Windows 10でedgeを起動させると、「0x000c0de1」が表示されるかまたは白背景のページに「X」アイコンが表示される。
- 試したこと edgeのプロファイルを削除、edgeを再インストール、DEV版のedgeをインストール → 全て解決しなかった
ということで、スレッドを読み進めると、esetを使っている環境で起きていること、そしてそれの対処法がesetとマイクロソフトの両者と確認した結果が書かれていました。具体的には2つ紹介されています。そして、その両方を私は試しましたが、一つ目の方が効果があり解決することができました。
紹介されている解決方法
- 詳細設定ページに入り、画面左に表示されている「保護」を選ぶ。続いて「ブラウザーの保護」を選ぶと「ブラウザースクリプトスキャナー」という項目が表示される。「ブラウザースクリプトの詳細検査を有効にする」をオフにする。
- 詳細設定ページに入り、画面左に表示されている「アップデート」を選ぶ。続いて「マイプロファイル」を選び、「アップデートの種類」を「リリース前アップデート」に変更する。画面下部に表示されているOKを押すと、自動で更新ファイルがダウンロードされる。
私は一つ目で解決されたことを確認できた後に、二つ目も試しました。しかし、「リリース前アップデート」にリスクがあると感じましたので元々の設定に戻しました。
自己責任で対応・判断してください
お決まりの文言ですが、本記事だけで安易に取り扱うことだけはご遠慮願います。
- 本件は自己責任・自己判断でお願いします。
- 個人的なメモとして記載している都合上、一切の問い合わせは受け付けかねます。
- もしこれがきっかけで興味を持った場合、必ず上記に記載した原典を参照して、そこに書かれている内容をご自身で正確に理解してください。
欠点を見つけてしまいました
おおむね満足でした
先月末に、Thinkpad X1 Yogaを買いまして、その件を書きました。約半月使いおおむね満足していましたが、これに気づくまでは問題ないと思っていましたが、気づいてしまいました。
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カメラに埃が入っています
使い慣れていくうちに、一つだけ気になることがありました。画面を見ている際、なぜかカメラにまず視線が行くことに気づきました。違和感はなかったのですが、他のPCでカメラがついているものを使っているときはそのような挙動をしないため、なぜなのかをカメラ周辺を観察してみました。
すると、残念なことにカメラの左隅に埃が入っていました。その様子を撮影したのですが、画像にするとわかりにくいですが、実物を見ると色と大きさがカメラ内のそれらと異なるため、一目で埃に気づきます。
約10年前に買ったときのことも上記に書いていて、今回はそういう不具合がないものと思って安心していましたが、油断できないですね。特にX1というXシリーズでも上位モデルですらこの品質ですから、正直がっかりです。仕事で使っているPCはThinkpad X13 Gen2で、これと同じようにディスプレイにカメラが埋め込まれていますが、こちらはそういう不具合はありません。個体差というのかムラが大きいことは昔から変わらず、というところでしょうか。
もしこれを直してもらおうとするとおそらくこれをサポートに送って修理対応になると思います。そこまでする不具合ではないと私は判断しましたので、今回はこれで妥協します。
5回目のワクチン接種完了
前回4回目から1年経過したことすらすっかり忘れている中、本日5回目のCOVID-19ワクチンを接種してきました。モデルナでした。独特な感覚や体の重さというのか、体がワクチンに反応していることがよくわかる状態になっています - 懐かしさすら感じるようになりました。
冗談はさておき、1回目や2回目の時は状態が非常に悪くなりましたが、それ以降は比較的軽く収まってきました。今回もそれを期待しています。
25年前の時計の紹介
私は「物持ちが良い」です
ちょっとした自慢ではないのですが、私は物持ちが良い方です。その理由はわかりません。身の回りのもので10年15年物は当たり前でして、大学生で一人暮らしを始めた時から使っているものなんて20年以上ですから、それを職場の人などに言うと驚かれます。
「物持ちの良さ」を数点挙げますと、
- 最初に買った音楽CD 27年(現役です)
- マイコン式炊飯器 20年(同上)
- 実家においてあるスーパーカブ90DX(HA02) 17年(同上)
- 春用スーツ 10年(同上)
となります。そんな中でも特に長持ちしているものがあります。
25年動き続けている時計
私は時計を3つ持っています。購入時系列順に記載します。
- ハミルトン 旧カーキ 9797 1998年購入
- ハミルトン 旧カーキフィールドオート38mm h704450 2011年購入
- カシオ G-SHOCK GW-M5610U-1JF 2021年購入(2本目)
9797を25年間普通に使いましたが、電池切れしか経験していません。h704450は自動巻きとはいえ機械式時計ですので、使っているうちに精度が低下していきます。これを購入して主に使っていたころは時計にとってはあまり好ましくない環境でしたので、そういうところでも問題なく使えるG-SHOCKを追加しました。時計としての面白さはh704450にあると感じています。機能的な信頼性はG-SHOCKですが、現在2代目(2本目)です。1代目のG-SHOCKを2017年年末に買いましたが、2021年の春ごろから突然電波時計の電波を受信できなくなってしまったため、保証期間が過ぎていることもあって修理ではなく2021年年末に買替・破棄しました - これにかんしてはその本体価格が安いこともあって有償修理が躊躇われました。
9797とh704450は定期的にメンテナンスに出しています。これら2つは同じお店にメンテナンスを依頼しています(9797は別のお店で買いました。h704450はそのお店で買いました)。それらが今日戻ってきました。
9797はさすがに経年劣化が目に見えるぐらいの程度になってきましたし、今回はメーカー対応ではなくお店の修理対応でしたので、次のメンテの時はそれができるかできないかから判断することになると思います。一方で、h704450はあと数年はメンテ可能なはずです。9797は30年目でも動いていることに期待しています。私は大きな時計は嫌いで、これらのような小さい時計(h704450が38mm)は今は希少ですから、より一層大事に扱っていきたいです。
Thinkpad X1 Yoga Gen8を約1週間使ってみて
個人的に満足です
先週金曜日に受け取ってから約1週間、毎日Thinkpad X1 Yoga Gen8を使っています。先日紹介したスペックに、私の使い方に関しては不満が出る場面に遭遇しておりません。
- SIMはeSIMに対応していますので、MVNOを契約してみようと考えています。過去の記事にもありますように私はLINEMOを評価したもののデータ残量を翌月に繰り越すことができないことが不満でした。しかしそれを除けばLINEMOも気に入っていますので、それかIIJMioを選ぶと思います。
- 2in1モード対応機種ですが、いまだに通常のノートPCスタイルでしか使っていません。
- 手書き入力は便利です。つい先ほど、某地区のホテルを予約後プレチェックインができる案内が届きましたのでそれを試したのですが、その最後の項目に「署名」がありました。名前の通り、自筆で名前を書く必要があります。これがもし、従来のPCやモニターしか持っていない人だったら、わざわざスマフォやタブレットなどの手書き対応デバイスに案内を転送する必要があると思います。しかしThinkpad X1 Yoga Gen8は手書き対応ですので、面倒なことをしなくても済みました。
- バッテリーの持続時間に感心しました。購入直後なので性能が良いことはもちろんですが、PCを閉じてスリープ~スタンバイで1日放置していましたが、バッテリー消費がほぼなく起動も素早く回復しました。そのため、私の印象としては、Thinkpad X1 Yoga Gen8はPCなのかタブレットなのか区別ができない不思議な存在です。
しかしここが不満です
以下、個人的な不満です。
- PCからケミカル臭がきついです。一週間経過しましたが、電子機器の出来立てほやほやの時に立ち込めるにおいが残っています。
- Windows 11の操作感に慣れません。
- WIndows 11の初回起動時、マイクロソフトアカウントがオンラインでした。Windows 10までローカルアカウントで、Officeだけマイクロソフトアカウントを使っていました。これらの関係性でログインしていると思っていたのですが、そうではなく、OneDriveのフォルダの中でマイドキュメントが生成されていたことに気づき、「なんだこれは?」となりました。最終的に、OneDriveを削除し、フォルダ場所を調整することを手作業でしました。オンラインに不必要に接続したくないことが私のポリシーです。
- Windows11のコンテキストメニューが使いにくく、ゴソゴソして従来のスタイルに戻しました。
結局Windows 11由来の不満点が残り続けています。
Thinkpad X1 Yoga Gen8を購入
Windows 10のサポート終了が近づいています
私はPCを2台持っています。以前簡単に紹介した記憶があるのですが、自作PCとノートPCです。
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今回は後者の話です。ノートPCはLenovoのThinkpad T530(2359CTO)で、カスタムモデル(CTO)です。これを2012年11月に買いました。スペックは次の通りです。
構成 | 仕様 | 変更内容 |
---|---|---|
CPU | Core i7-3610QM プロセッサー (2.30GHz, 6MB,1600MHz) | インテル Core i7-3720QM プロセッサー (2.60GHz, 6MB,1600MHz)→理由は下記 |
初期導入OS | Windows 7 Home Premium 64ビット(SP1, 日本語) | Windows 10 64ビット |
ディスプレイ | 15.6型HD+液晶 (1600 x 900 LEDバックライト 光沢なし) | |
グラフィックス | NVIDIA NVS 5400M Optimus グラフィックス (1GB) | |
メモリー | 4GB PC3-12800 DDR3 (1スロット使用) | 16GB(8GBを2枚)に自分で交換 |
キーボード | 日本語キーボード | |
ポインティング・デバイス | ウルトラナビ(TrackPoint + タッチパッド), 指紋センサーなし | |
カメラ | カメラなし、マイクロフォンあり | |
ハード・ディスク・ドライブ | 500GB ハード・ディスク・ドライブ, 5400rpm | SSD 256GBに自分で交換 |
オプティカル・ドライブ | DVDスーパーマルチ・ドライブ | |
カード・スロット | Express カード・スロット/ 4-in-1 カード・リーダー (ベゼル付) | |
バッテリー | 6セル Li-Ion バッテリー | |
電源アダプター | 135W ACアダプター | |
ワイヤレスLAN | アダプター インテル Centrino Ultimate-N 6300 | |
Microsoftソフトウェア | Microsoft Office Personal 2010 - 日本語 | |
総額 | ¥130,536 | ¥130,393 |
実は一回、これが到着後に開封した時点で筐体に傷が多数ありましたので、私は「受け取り出来ない」ということで一度返品しました。その時に「返金対応、または作り直して再納品ただしスペックが変わってしまう」という条件が示されたと記憶しています。私は後者を選び、CPUがスペックアップされた内容で(再)発注しました。そしてそれが到着後、改めて外観を確認したところ、目立たないものの一か所だけ擦り傷がありました。この再発注してから再度届くまで初回発注時から1か月以上経過していましたので、妥協しました。
また、上記の構成はあえてメモリやHDDのスペックを落としていました。当時、RAMが安かったので8GBを追加しました。またHDDもSSDが普及していた時期で比較的安くなっていましたでの、入れ替えました。
出荷時はWindows 7が入っていました。その後、無料でWindows 10に更新できましたのでそれで動かしています。しかし、2025年にそのサポートが完全終了になり、T530はWindows 11が求めるハードウェア条件を満たしていませんので、Windows 11をT530に入れることはできません。そのため、後継機種を何にしようか昨年から考えていました。その間、コロナやヨーロッパの事情などによって半導体をはじめとした電気部品の値段が高騰してしまい、新しいPCを購入するタイミングをずっと見てきたのですが、きりがないと感じ始めました。決断しないといけないと考えるようになり、一方で2025年も近づいています。2024年にアクションしているとおそらく納期が長期化する可能性もありますので、決めるなら2023年の年末までと決め、具体的に選定していました。
次のPCに求める条件
私が要求する新しいPCの条件は次の通りです。具体的にはノートPCです。
- RAMは最低でも16GB、ラインナップに32GB以上があればなお良い。y-fukuta2nd.hatenadiary.jp
- WANを内蔵していること: SIMまたはeSIM。
- 4G(LTE)が最低、5Gがあればなお良い。
- タッチディスプレイで、画面サイズは13~14インチ以内でなるべく小型で持ち運ぶことが苦にならないもの。
- 2in1モデル、またはタブレットライクに使えるもの。
この条件だけを抜き取ると、ドンピシャなものがタブレットになりますが、それとの関係性とタブレットを使ってきた個人的感想は改めてまとめたいと考えています。それはさておき、この条件にあてはまるものはThinkpadしかなく、そのシリーズの中でもXではなくX1しかありませんでした。XはLTEモデルはあるものの5Gがありませんでした。ということで、X1 Yoga Gen8のCTOモデル(21HQCTO1WWJP7)を買いました。
Thinkpad X1 Yoga Gen8を購入
価格的にはXシリーズのほうが安くてよいのですが、上述の通りで条件を満たさないため、高級なほうになりました。予算は30万円を前提としたのですが・・・
構成 | 仕様 | 変更内容 |
---|---|---|
プロセッサー | Core i7-1355U プロセッサー (Eコア 最大 3.70 GHz Pコア 最大 5.00 GHz) | |
初期導入OS | Windows 11 Home 64bit 日本語版 | |
Microsoftソフトウェア | Microsoft Office Home and Business 2021 (個人向け) - 日本語 (プリインストール版) | selected upgrade |
オンボードメモリー | 32 GB LPDDR5-6400MHz (オンボード) | selected upgrade |
1stストレージ | 512 GB SSD M.2 2280 PCIe-NVMe Gen4 Performance TLC OPAL対応 | selected upgrade |
ディスプレイ | 14" WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢なし, マルチタッチパネル, 100%sRGB, 400 nit | selected upgrade |
グラフィックカード | CPU内蔵 (インテル® Iris® Xe グラフィックス) | |
内蔵カメラ | IR&1080p FHDカメラ | selected upgrade |
マイクロフォン | 4 x マイクロホン | |
ペン | Lenovo 内蔵ペン | |
本体カラー | グレー | |
無線LANアダプター | インテル® Wi-Fi 6E AX211 2x2 vPro®対応 & Bluetooth® | |
WWAN | Fibocom FM350-GL 5G SUB6 | selected upgrade |
ワイヤレスアンテナ | WWAN アンテナ | selected upgrade |
SIMカード | なし | |
1st イーサネット | 有線イーサネットなし | |
NFC | なし | |
指紋センサー | 指紋センサー | |
キーボード | バックライト、指紋センサー、WWAN対応 - 英語 | selected upgrade |
ビデオ変換アダプター | なし | |
イーサネットアダプター | なし | |
TPMセッティング | TPMあり (TCG V2.0準拠,ハードウェアチップ搭載) | |
vPro対応 | インテル® vPro®非対応 | |
Athena認定 | Evo Platform認証 | |
BIOS Absolute | BIOS Absolute有効 | |
CO2 Offset Label | なし | |
バッテリー | 4 セル リチウムイオンポリマーバッテリー 57Wh | |
電源アダプター | 45W ACアダプター (2ピン) USB Type-C | |
Computer Vision | なし | |
プライバシーフィルター | なし | |
付属品言語 | 韓国語/日本語/英語 | |
標準保証 | 1 年間 引き取り修理 | 1年間 プレミア サポート+翌日営業日オンサイトを追加(\6,930) |
本体価格 | ¥286,093 | ¥293,023 |
ベースモデルから上記のように変更を加えて仕上げていくのですが、調子に乗っていろいろ変更していくと予算オーバーしてしまいました。予算内に収めるために元に戻していくのですが、なかなか妥協できる内容に仕上がらず、数日悩みました。その結果が上記の構成仕様になりました。総額約30万円ですが、驚いたことは決済前に表示されていた額は32~33万円と記憶していますが、決済後に上記の金額にて処理されていました。おそらく、一定金額以上の総額の場合は決済時にさらに割り引いてくれる何かがあったのでしょう。NFCとか、カメラとか、もう一つ上の仕様にしておくべきだったと後悔していますが、使用上支障のないパーツですから、届いた後には一切気になっていません。むしろ、NFCはスマフォ以外でこれまで使ったことがないので、欲張って追加しなくて正解でした。
キーボードは久しぶりの英語配列にしました。日本語配列でもよかったし、むしろそちらのほうが現在の使用環境と周辺機器の関係からはベターだったと思います。ここ最近の諸事情により英文(プログラミングではありません、言語の英語です)を打ち込むことが多くなりましたので、約15年ぶりに試してみることにしました。その15年ほど前もThinkpadでX201iを発注したときに選びました。なつかしいですね。
11月6日に発注して、11月15日にPUDOに到着しました(実際の受け取りは17日)。予想以上に早く届いたことはラッキーでした。
論より証拠、ということで実際のモノをご紹介
ということで、これまで約10年頑張ってくれたT530とX1 Yoga Gen8とのツーショットと、英語配列キーボードの画像をご紹介します。
商品本体の画像がLenovoのページでもあまり鮮明に載っていません。また、英語配列キーボードについては一層内容が不明だと思われますので、上記画像がお役に立てば幸いです。
今回はT530のような外観の傷はなく、非常にきれいでした。再発注はしていませんw
惜しいことはメモリの増設ができないことです。RAMチップがマザーボードに直付けでスロットもないため、32GB固定です。これで困ることは絶対無いと思っていますが、年々メモリ消費量が増えるOSなので心配じゃないといえばウソになります。
DCD-755SEを修理したら、意外と安く済みました
2010年9月に購入しました
私はジャズが昔から、それこそ子供のころから好きでそのカテゴリーのCDをたくさん持っています。実家にいたころは自分の部屋を持っていましたので、いわゆるミニコンポを設置していました。進学により家を出て一人暮らしを始めると、実家のような空間は無くそれに応じたモノに変化していくわけですが、就職により各地転々とするようになると住まいをある程度自分で選べられるようになりました。いわゆる借り上げ寮・社宅になり、物件を規定家賃内に収められれば自由に選べられましたので、田舎の拠点へ異動になった際には贅沢をして広い部屋に住んでいました。
そこで再びオーディオの沼にはまりまして、真空管アンプを作ったり、市販のスピーカーと同プリメインアンプを導入したりといろいろやりました。その当時から使用しているCDプレーヤーがデノンのDCD-755SEです。購入したのは2010年9月でした。その後、2011年3月の東日本大震災でCDプレーヤーは軽症を負いましたがそれでも機能に問題なく、その家を震災当月である2011年3月末で転勤のため退去する時にスピーカーとプリメインアンプを売却した後もその時の自作アンプと共にDCD-755SEは現在に至っていました。
約1年前から音飛びが出始めました
今の住まいに入って約10年経過した昨年から、以前よりもDCD-755SEの使用頻度は減っていましたが月に1回は使っていました。しかし、ときどき音が飛ぶようになりました。保有しているCDも古く、最古のもので30年以上前ものです。特定のCDで音飛びしたわけではないので、様子を見ながら使っていました。調子がいいときは全く音が飛びませんでしたが、その逆もありましたので、何が起きたのかは当時は理解できていませんでした。
今年になりCDが認識されなくなりました
そして今年になり、相変わらず使用頻度は低いのですが、今度は症状が悪化してしまいました。トレーにCDを乗せてトレーを閉じると通常であればCDディスクが回転して再生可能状態(総トラック数と総再生時間数が表示される、再生ボタンを押すと再生開始される、等)になりますが、ある時から現在に至るまでトレーを閉じた後の動作音が一切しなくなり、CDが入っているにもかかわらず"NO DISC"と表示されるようになりました。
複数のCDディスクを使い同じことを試しましたが変化が無いことから、この状態はCDディスク自体ではなくCDプレーヤーが故障して発生したと判断しました。
修理をためらった理由
CDプレーヤーに異常が発生したことは確定しましたが、問題は次のアクションでした。「捨てる」or「修理する」のどちらかになるのですが、正直どちらでもよいと思っていました。
- 「捨てる」場合、処分代がかかることと、処理場へ運ぶ手間がかかることが問題でした。要は「面倒」なことでしたので、ずっと保留にしていました。
- 「修理する」場合、そもそも修理可能なのかどうか、修理代、そしてそれを送る手間が問題でした。デノンは修理案内ページがウェブにあります。そこを見ると、参考修理内容とその価格が商品カテゴリーごとに案内されています。
https://www.denon.jp/ja-jp/support/service_network
私の場合、最大4万円が修理想定額と案内されていました。試しにこれを送って修理可能かどうかを判断してもらうことに決心しました。なお、DCD-755SEは当時約28,000円で購入しました。そして、今は便利な世の中で、ヤマト運輸にアプリを使って集荷依頼でき、それをする際に送り先を登録するとそれが書かれた宛名も持ってきてもらえるようになりました。想定した「面倒なこと」は実はほとんど無いことを勉強しました。
想定より早くかつ安く収まりました
上記の修理案内に従って、必要なものをそろえて10/2にヤマトで送りました。送料は1,400円ぐらいでした。その後10/5にデノンから「修理完了したので、代引きで送る。」と連絡がありました。金額は15,400円です。明細によると、交換した部品は「CDJL2130BZ, 943302009630S, \4,000」とのことです。最速で送られると平日なので、今日土曜日に変更しました。
そして先程、ヤマトが来てCDプレーヤが戻りました。早速開封して動作確認しました。当然ですが問題ありませんが、1週間ほど使って真偽を確かめます。この記事は実際にCDプレーヤを再生させながら書いています。現在は自作ヘッドホンアンプ経由でヘッドホンで聞いています。
想定よりも早く(1か月ぐらいかかると思っていた、そもそも修理不可能と思っていた)、想定よりも安く済み(< 4万円ということから比較する限りです。交換パーツ代が4,000円ですので、工賃と送料が今回の費用の大半を占めている点の解釈は人それぞれになりますが、私の場合は「安い」と感じています。)、非常に満足しています。